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英語恐怖症を克服するだけでいい| 第58回

英語恐怖症を克服するだけでいい 第58回

英語を話せるようになる効果的な方法について、二人の経験を元に語っています。
スクールに通えばいいのか、はたまた海外に飛び出せばいいのか。

前半は友人の紹介で行った会員制の店の話と、その友人に聞いた「天使の分け前」という言葉から、言い方次第でポジティブな表現ができるというお話です。


今回も、参宮橋の「こころ からだ ほぐしサロン turusan」のオーナー、鶴岡白眉(つるおかはくび)さんを話し相手に迎えてのポッドキャストです。

 

 

(ポッドキャスト本編の12:49~)

海東:はい、ご質問お願いします。

鶴岡:はい、読みます!


ビジネスの海外展開を考えています。
そのために、英語を喋れるようになりたいです。
どうしたら良いですか?
スクールに通えば良いのですかね?

From:ベルナール
 

海東:まるでFacebookのメッセンジャーで来たかのような質問ですね。

鶴岡:うふふふふ

海東:えーっと、どう思いますか?

鶴岡:どう思いますかも何も、私も今英語を習っている最中なので…。私は個別レッスンでやってて。
そもそも半年ほど前にバリに施術を学び短期留学するのがきっかけで英語習い始めたんです。簡単な会話とかコミュニ―ケーションとか取れるようになりたいと思って。継続してやってます。スクールでもなんでも人から習うのが良いんじゃないですかね?

海東:そんな感じ?

鶴岡:はい。

海東:良いと思います。

鶴岡:ありがとうございます。ハハハ!

日本人は英語に対して卑屈?

海東:英語の話を日本の中で話すときに、意識したらおもしろいのがテニスなんですよ。

鶴岡:ほうほう!

海東:例えば、僕テニスやらないんで、「テニスやるんですか?」って聞かれたときに「いや、やらないです」って言って終わりなんですけど、「英語しゃべれるんですか?」って聞かれると「いや、自分英語なんて!」って…。日本人って英語に対してすごく卑屈なんですよね。

鶴岡:そうですよねー。

海東:よく聞く話ですけど、アメリカ人なんて、「こんにちはー」って言うだけで日本語しゃべれるって言うわけじゃないですか。っていうことは「英語しゃべれてるんじゃないか自分」っていうところに一度立ってみて欲しいんですよね。

鶴岡:うんうん。

海東:その上で、この方の場合は、ビジネスの海外展開の上での英語でしょ?

鶴岡:うん。

海東:なので、多分ビジネスのときに習いたての英語を使っちゃ間違いが起こると思うんですよ。
特に真珠湾攻撃なんか翻訳ミスで起きてるって言われてる…

鶴岡:そうなんだ?

海東:ちがうちがう、間違えた。あれは単純に信号が遅れただけだ。
なんか翻訳ミスで結構えらいことになった国際問題って結構多々あるんですよ。

鶴岡:ふーん!

海東:なので、ビジネスの大事な話をするなら通訳つけると思うんですね。だから通訳をコントロールできる程度の英語。

鶴岡:うんうん

海東:聞いてて明らかに「こいつ変なこと言ってんな」みたいな事が分かればいいくらいの英語力をつければいいと思うんです。

鶴岡:うん

海東:お笑いのネタであるじゃないですか。ここに通訳おいて、「この間読んだポジティブ辞典がすごく良くて、英語版があったら私も読んでみたいんですけど、教えてくださいよー」とか言った時に、通訳が「アイムファイン」とか言ったら、明らかにおかしいじゃないですか。 

鶴岡:ふふふ、そうですね!おいおいみたいな。

英語脳の回線を流す

海東:そうそう、だから、今のちょっと違うよって言える程度の英語力をつければいいと思うんです。それって今中学まで習ってきてる英語で文法的にはどうにかなると思うんですよ。あとは英語脳の回路がもう死んでるから。

鶴岡:ああ、そうですね、回線ありますもんね。

海東:そうそう、でももう水が流れてないから、泥かぶっちゃって、詰まってるんですよ。それをまず流してあげないといけない。そういう目的でレッスンに行けばいいと思うんです。レッスンの最大の目的は英語恐怖症を克服することで良いんじゃないかな、と思います。「あ、別に僕しゃべれますわ」みたいな。

鶴岡:しゃべれますわ(笑)

海東:例えば新宿駅で道に迷ってる外国人がいたら、僕も今までだったら「僕には道案内なんか…」って思ったけど、今はしゃべれるんだから。しゃべれるのであえて日本語で「どこ行きたいの?」って言いますよ。

鶴岡:あはは。

海東:それで、むこうがしゃべれたらいいじゃないですか、日本語。「ここなんです」って。
むこうが「I want to」とか言ってきたら英語で返せばいいじゃないですか。そんな感じで良くないですか?日常会話ができれば良いわけなんで。それに、ご自身が集団レッスンの方が良いなら、集団レッスンだし、個人の方が良いなら個人で。
結局どんな手段を使っても英語を作ることには変わりないので。

日本語以外が怖くなくなる脳を作る

鶴岡:荒療治的にはもう海外に行っちゃったらいいと思います。

海東:良いと思います。良いと思いますね!

鶴岡:なんかね、耳でもすごく聞くし、他の人がしゃべってるのを聞いて、ああ、こういう時にこういう言い回しすればいいんだ、とか。すぐ真似できるし。

海東:したもんね、荒療治ね。

鶴岡:荒療治でしたね。結構みんなしゃべれなくてもコミュニケーションとってるな、と思って。自分も含め。

海東:逆がすごく疑問に思うことがあって。英語しゃべれる外国人が日本に移住してきたとき。その方はまだ英語しかしゃべれない。でも日本人英語しゃべらないじゃないですか。

鶴岡:うんうん。

海東:結局通じる言葉がないわけでしょ。どうしてるの?って聞いたの。そしたら、やっぱりすごく苦労したって言ってて。僕らも別に英語しゃべれなくたって海外行けるわけだからね。
昔の冒険家の話で、気球か飛行機の旅で誰も降りたことのない部族のところに降りちゃって、何語しゃべってんだか分からない時に、どうやって生き抜いたかって言うのを読んだんですよ。読んだことあります?

鶴岡:ないですないです。

海東:これすごいなって思ったんだけど、紙はあったの、リュックに。そこに誰が見ても明らかになんだか分からないものを描いて、現地の人に見せると「なにそれ」って現地語で言うでしょ。何人かに聞いて、同じことを言えばきっとそれが「なにそれ?」だと思って、今度自分がその言葉を使って「なにそれ、なにそれ」って聞いて覚えて、しゃべれるようにしたみたいですよ。

鶴岡:なるほどね。

海東:どうとでもなるんで、日本語以外が怖くなくなる脳を作ればいいんじゃないですかね。

鶴岡:日本語しゃべれるってかなり能力高いですよね。ひらがながあって、カタカナがあって、漢字があって、漢字は読み方がこの時はこうやって読むけど…

海東:ねー!

鶴岡:「湖」は「みずうみ」って読むのか「こ」って読むのかっていうのを使い分けてる。言語的にはすごく能力高いんですよね。

海東:うんうん。

鶴岡:とりあえずぽんって日本人のいないところに…

海東:アメリカの軍の人しかいないバーに行くとかね。

鶴岡:あはは、でも怖くないですか、しゃべるの?

インプットとアウトプットの比率

海東:確かに。あと、あの聞くだけのやつあるじゃないですか。スピードなんとかとか。あれも多分手段的には良いんですけど、個人的には聞いてるだけでしゃべれるようになるとは思わないですね。

鶴岡:うーん。

海東:さっきの話じゃないけど、アウトプット量の比率が合わないんで。もしスピードなんとかとか聞く系にするんだったら、それをアウトプットする場所は別に作った方が良いと思います。

鶴岡:決まっている文をどんどん覚えていくって言うのも手かもしれないですね。

海東:ああー!聞いたことあるな。

鶴岡:そしたら応用がきくじゃないですか。

海東:あの、あれあれ。うちの母の中学時代の友だちがビートルズ大好きで、あるアルバムのビートルズの歌詞全部覚えたら、めちゃくちゃ英語得意になったみたいだって言ってましたね。

鶴岡:へー!

海東:大人が覚えるのに良いのはあれです。スタンフォード大学かなんかでスティーブジョブスがしゃべった卒業お祝いスピーチ。結構いい具合の量なんで、アレ覚えると良いですよ。

鶴岡:へー、そうなんだ。

海東:一時期やってました、僕。全部忘れましたけど。

鶴岡:今回英語のスピーチがあるから、3分間のやつを覚えるのに必死だったんですけど、なんかやっぱり勘が生まれるなとも思いました。

海東:今やってみます?ちょっと3分。

鶴岡:いや、あんまり別に聞いてもしょうがないじゃないですか(笑)

本当のビジネスには通訳を!

海東:そうか(笑) まぁそんな感じで軽くいって、本当のビジネスは通訳を付けた方が良いと思いますよ。

鶴岡:うん、間違いがあったらいけないものは、やっぱりちゃんとできる人にお願いをした方がいいですよね。

海東:「スクールに通えばいいですかね」の答えは「はい」ですね。

鶴岡:そしてインプットしたら、3倍のアウトプットをする。

海東:是非していただければ、と思います。

鶴岡:はい。あ、このコーナーに英語で質問とか来たら英語で答えたりするんですか?

海東:うん。鶴さんが

鶴岡:いやいやいや(笑)

海東:英語、読めればウェルカム。アラビア語とかタイ語は文字の区別が、どこが文字の切れ目なのかが分からないので…

テキストだと良いですね。手書きだとコピペできないからね。

 

鶴岡:なるほどね。

海東:翻訳機に…

鶴岡:そうですね(笑)

海東:はい。

鶴岡:はい。

海東:じゃあお願いします。

鶴岡:【ザ・プロフェッショナル】Podcastでは、質問を受けつけています。
【ザ・プロフェッショナル】のメールマガジンにご返信いただく形で、 質問を送ってください。お待ちしています。

海東・鶴岡:ありがとうございます。

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経営参謀(顧問参謀)として、これまでに700の中小企業・法律事務所・税理士事務所・社会保険労務士事務所・司法書士事務所・学校法人などの経営を支援してきた、
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