生産性を上げたい

文章を書くスピードの話

From:海東和貴
丸の内のオフィスより

今回のテーマは、文章を書くスピードについてです。
“タイピングの速度”とは少し違う切り口です。


蛇足ですが、タイピング速度を速めたい場合には、
タイピングソフトで練習するか、
一昔前なら、チャットルームで深夜に語っていれば
いつの間にか速く打てるようになっていました。
私は10代も終わる頃、
インフォシークというポータルサイトにあったチャットルームで
深夜、全国の同世代と話しているうちに
タイピング速度が速くなっていました。

完全に蛇足ですね。


さて、どんなものでも構いません。
報告書、企画書、手紙、メルマガ、ブログ。
あなたが、パソコンを使って何かを“書く”とき。

書く速度のボトルネックになっているのは
“消す”という行為です。
子どもの頃から、間違えたときは消しゴムで消す、
という行動が習慣化されている人が多いはず。
私も、そうです。

間違えたら、消す。

でも、何かを書いている最中に“消す”という行為をすると、
その時点で思考を途切れさせてしまっていることになります。
せっかく集中していたものに、水を差すことになります。

何かをパソコンで書いているときを思い出してほしいのですが、
きっと、驚く程に、
右手の小指でバックスペースキーを押してしまっているはずです。

その時点で、視点は“過去に書いた文章”に移っていて、
せっかく働いていた創造性が途切れてしまいます。


じゃあ、どうすれば良いのか。

それは、行動を“分ける”ことです。
“書く”ことと“消す”ということを分けることが重要。

更に踏み込みましょう。
何かを書くということは、書きたい(書かないといけない)何か、
があるはずです。そこも、分離する。

つまり、書く内容を考える行為、書く行為、消す(編集する)行為を
分離するのです。つまり、

・書くテーマを決める
・書く(消さない・誤字脱字も直さない)
・編集する

と行動を分けます。
「書く」のときには、誤字があろうが脱字があろうが、
その全てを無視し、まずは“書きたい”ことを全て書き切ります。

そして、書きたい内容が全て出きったところで、
最初から読み直して、誤字脱字を直します。


この作業の分解だけで、
物を書く時間は格段に短くなります。

私の場合、メルマガに書くテーマは前の週に決めています。
執筆そのものは、1記事につき15分ほどです。


ひとつ、これを実践するにあたって障害があるとすれば、
右手の小指です。先ほども述べたように、
何かをパソコンで書いているとき、人は驚く程に
右手の小指でバックスペースキーを押してしまっています。

その癖が発動してしまう場合には、
目を閉じて書くか(ひらがなか半角英数字か事前に入力モードを要確認)、
パソコンの画面をノートで隠して
先頭の1文字目だけがみえる状態にしておくか
(ひらがなか半角英数字か事前に入力モードを確認するため)、
どちらかの状態で執筆すれば、右手の小指の癖が発動しにくくなります。


文章を書くスピードに課題を感じている方、
試してみてください。


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経営参謀(顧問参謀)として、これまでに700の中小企業・法律事務所・税理士事務所・社会保険労務士事務所・司法書士事務所・学校法人などの経営を支援してきた、
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