売上げUP・シェア拡大をしたい

主役でないかもしれないあなた

前回の記事から、自社のサービスの値段を決める際に
経営者が陥りやすい「落とし穴」について書く、
とお伝えしました。

今日は、ふたつめの落とし穴です。

「コスト加算方式」

かなり多くの企業で採用されている方法です。
あるサービスや製品を提供するために
必要な経費を全て合算し、
それに欲しい利益を上乗せする方法。

実際、これは理に適っているとは言えそうです。


一方、顧客にとってその商品に
いくらのコストがかかっているかなどは、
本来は関係のない話です。


有名な話ですが、
ザ・リッツ・カールトン大阪において
ルームサービスでコーラを頼むと
1,000円以上します。

顧客がコスト意識ではないところで
意思決定している良い例でしょう。


あなたのビジネスにおいてコスト加算方式で
サービスを提供している場合、
それを脱却するための方法があります。

なぜ人は、
ホテルでは高い料金を払って飲み物を頼むのか。

なぜ人は、
キャンバスに絵の具で描かれた作品に、
「原価以上」のお金を払うのか。


切り口のひとつは「主役が変わる」です。


持論です。
値段が変わるのは、主役が変わるから。

コーラ単体でみれば、コーラが主役。
自動販売機で「コーラを飲もう」と思えば、
間違っても1,000円は払わないでしょう。


一方、ホテルで飲むコーラは、
コーラ主役ではなく、ホテルが主役なんです。
「リッツカールトンで飲むコーラ」
なんです。

「リッツカールトンで飲むコーラ」
これ、口に出して読み上げてもらうとわかるのですが、
リッツカールトンにアクセントがあって、
コーラは「ついで」のような発声になりませんか?

主役が変わっているのです。
コーラから、リッツカールトンへ。


つまり、コスト加算方式で請求をしているということは、
あなたと、あなたのビジネスは主役ではないんです。


せっかく、
世界を良くする仕事をしているのですから、
主役になりませんか?


繰り返しになりますが、
価格戦略の目的は、実はひとつしかありません。
○○を□□すること。


これを達成するために、
あなたのビジネスを主役にする。

そのために、何ができますか?


○○を□□すること。
○○と□□の中身、次回の記事で書きます。

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