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取引で「勝つ」方法

昨日の続きです。

モノポリーは「協力ゲーム」でしょうか、
「非協力ゲーム」でしょうか。

そして、「協力ゲーム」に勝つためには、
あるひとつの大原則が存在しますが、
それはどんなものかお分かりになるでしょうか??

こんな締めくくりで今日のメールに繋ぎました。

モノポリーというゲームは、
不動産を種としたコミュニケーションのゲームです。

サイコロを振ってコマが動くという
ボード上の出来事よりも、
「ボード外」の出来事にこそ本質があります。

「協力ゲーム」の定義は、
プレーヤーが十分にコミュニケーションを取り、
相談や交渉によって「協力」を達成するもの、
となっています。

モノポリーは、交渉によって
不動産の売買が行わ続けます。
売買とは、双方が「合意形成する」という「協力」が
必要なことから、明確に「協力ゲーム」であると言えます。

では、その「協力ゲーム」に勝つための
あるひとつの大原則とは、何なのでしょうか。

それは「関係者みんなが納得する利益配分」を提示する、
ということです。
誰も損しない(損したと感じない)利益配分を
提示する力です。

「自分は1人で生きている」と思っている人でも、
コンビニがなければ生きていけないかもしれません。
もっといえば、食物の生産者がいなければ、
その人は生きていくことはできません。

人は、人との関わりによって生きています。
(金八先生のような流れですが、しばしご辛抱を。)

人が関わりによって生きているということは、
この世界は、
大きく「協力ゲーム」の構造で成り立っている、と言えます。

協力ゲームの理論の中に、
・集団の中の部分的なグループが提携すれば、固有の利益が発生する構造
というものがあります。つまり、
・全員の提携が達成されれば、最大級の利益が発生する
となります。

世界の構造が「協力ゲーム」であるならば、
世界の人が、みんなそれぞれに適切な利益配分によって
生活をしていれば、
世界は最大級の利益を享受するはずです。

ただし、ひとりでも
「自分だけはもっと得したい」
と適切な利益配分の提携を拒絶すると、
その構造が破綻していきます。

さて、話が逸れました。

モノポリーが「協力ゲーム」である以上、
プレイヤーは、まずは自分のステークホルダーに
適切な利益配分をする提案をし続ける、
ということが大原則になります。

「自分だけ上手いこと得しよう」と思っていると、
そこに「協力」は生まれず、
一方的な搾取になります。

敢えてモノポリーに例えて話しました。
実質は、ビジネスにおける取引の話とリンクしています。

あなたがここ最近に行った取引、これから行う取引は、
きちんと双方が適切な利益配分を受けられる
「協力」の構築ができていますか??

もし、何かがおかしい場合、
どのような方法で適正化できそうですか??

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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