島 健(しま けん)
クリエイティブ ディレクター
Profile
株式会社ROOM810
6万部発行のフリーペーパー「ACTIS」編集長
東京のローカルエリアを活性化するNPO法人「TOKYO L.O.C.A.L」プロデューサー
株式会社ROOM810
東京都荒川区町屋1-6-5
tel: 03-5855-0810
http://room810.jp/
得意分野
大きく言えば「ブランディング」です。
リサーチやヒアリングにより企業や商品のコンセプト作成・見直しを行い、コンセプトに基づいた戦略立案・広報・採用・商品開発などあらゆるメニューを支援します。
コンサルティング寄りの視点で言えば「御社の経営チームにおけるデザイン責任者として、弊社のメンバーを送り込む」というのが最もシンプルなブランディング改善・創出の手法になります。
顧客企業のブランディングをクリエイティブ・ディレクターとして担当する一方で、「当初デザイナーが一人も在籍していない偽のデザイン会社」だった自社のブランディング自体も創業以来10年間手がけて、現在ではデザイナーが社員の8割を占める会社になりました。
デザイン会社ですので、いきなりブランディングをお任せいただくに至らない場合の導入しやすい個別メニューとしては
・パンフレット / ホームページ / ロゴなどWEB及び紙媒体の「グラフィック・デザイン」
・オフィス / 飲食店などの内外装を手がける「インテリア・デザイン」
・番組やイベントの企画制作 / ブッキングを手がける「メディア・デザイン」
あたりでしょうか。私以外にも上記各分野の専門家が在籍しており、私はブランディング以外ではグラフィックデザイン部門の責任者になります。
成果物として単体での納品はしていませんが、元々雑誌編集者出身なので、グラフィックに関わらず文章をまとめる、キャッチコピーを付ける系の作業を得意としています。当社は「原稿をお客さんから貰わない」デザイン会社で、お話を聞いた内容をこちらが勝手にまとめてコンテンツ化するという手法でずっとデザインをしています。
プロフィール
出身地を言うと必ず修学旅行で金閣寺に行った清水寺に行った、何を土産で買ったという話をされるのですが、京都の人間は修学旅行で京都に行かないのでその話では盛り上がれないというのをお伝えしたいです(笑。
あとは、そうだな、恐らく日本にフルネームが三文字(名字か名前のいずれかが一文字)という人は存在しないと思うので、日本で一番名前が短い人間の一人ということになるでしょうか。
親は「海外の人も呼びやすい海外にもある名前」と考えて私をKenと名付けたそうですが、外国人の友人も皆私のことを「しまけん」と呼びます。
主な仕事内容
インテリア、グラフィック、メディアなど全く異なる分野のデザイナーとディレクターが集まって立ち上げたROOM810は「異ジャンルのエキスパートがデザイン思考を用いて互いのアプローチをぶつけ合うことで顧客の問題を解決する」デザイン会社です。
「成熟市場はデザイン会社にとっての成長市場」をテーマに、企業や商品を正しく「ブランディング」することで生まれる爆発力で、日本の中小企業を停滞やコモディティ化から救うことを目指しており、顧客企業の戦略立案・広報・採用・商品開発などの経営課題をデザイナー視点で日々解決しています。
Q. 仕事や生き様を通じて世界に貢献したいこと、実現したいこと、志はありますか?
デザインとは競争力の源泉であり、意思決定に有効な視点であり、マネジメントの術である。
確かな品質や機能を持ちながら、大きな成果が得られていない人の課題を整理して、戦う手段を与えることが、自分の役割です。商品や広告だけでなく、会話や文章まで自分の周囲にある「すべてのものをデザインする」ことをライフワークとして定めています。
要するにデザインとはこんがらがった何かを片付ける現代で最も有効な手段のひとつです。
Q. 仕事において“やり甲斐”や達成感を感じた経験を教えていただけますか?
詳細は省きますが、いずれもデザイナーの思考やアイデアを非デザイン企業に取り入れることで、経営や商品・サービスにイノベーションを起こすことを言語化したものです。
経営者がどの程度私に感謝してくれているかはわかりませんが(笑)、既存事業の売上が下がって悩んでいる社長を展示会に連れ出して「ここにあの商品にこんなキャッチ付けてアレンジして広告出したら入り込めるんじゃないですかね?」といったアイデアから、新規事業をスタートしたその企業の売上が二倍になった、という事例も持っています。
中小企業ほど、ブランディングは大きな武器になる。そう信じて日々色んな企業の方にお会いしています。「こんな仕事あるんか」という知的好奇心が満たされて、そこで自分のアイデアがデザインを通して形になり、ペルソナで描いた通りの顧客がその商品やサービスのファンになる。
そういった瞬間を見るのが一番のやり甲斐です。
Q. 「好きな○○」として○○に何かキーワードを入れて教えていただけますか?
今の私は両親をはじめとする血統によって作られていると思うのと、仕事でもやはり近い目標や興味を持っている人同士は勝手に繋がる、「スタンド使い同士は惹かれ合う」と思うからです。
Q. 家族構成を教えてください。
私(1977年)妻(1984年)息子(2017年)娘(2019年)の三人家族です