お客様の大切な財産の保全・承継を支援することを通じて、
経済的、精神的な安心をお客様に提供することを意図して仕事をしています。
究極的には、「法的サービスを得られなかったこと」によって
起こり得る様々な不幸を、世界から消し去ることを目指しています。

例えば、過去に認知症になってしまった方がいらっしゃいました。
そうした場合、認知症になった後に「成年後見人」の制度を使ったとしても、
財産の処分などはできなくなってしまいます。
結果「一族」としてみた場合に、財産が目減りしてしまうことになります。

私の経験上、ちょっとしたきっかけで認知症は進んでしまいます。
「この物件、今が売り時」というときに
適切に財産を整理することができずに、困っている方を何人もみてきました。

例えば家族信託（民事信託）を活用することで、
このようなことを未然に防ぎ、
よりフレキシブルな資産形成と承継を行うことができる場合があります。

お客様の大切な財産である不動産の権利を
「不動産登記」という形で無事に保全できたときには、やり甲斐を感じます。

大きな案件を動かす場合、そこには当然、
多くの人が関わってくることになります。
中には対立構造を持つ関係性もあります。
数十億円の案件を扱う際に、
関係者がぴりぴりしている場面
というのも当然ながらあります。

司法書士として関わり、その場の
段取りや調整をすることで取引がスムーズに行われ、
問題なく、滞りなく、期日に間に合うように舵取りすることが、
司法書士の腕の見せどころです。

過去にこういうことがありました。
相続人が“数十名”いるような相続の案件です。
まずは「相続人を確定させる」ということに
多くの時間を使うことになります。
本件、私がお手伝いすることで
スムーズに複数世代（二世代）相続を完了させることができました。
依頼者にとっては「長年の懸案事項」だったため、
とても喜ばれた経験があります。
“相続”という手続きを通じて、
家族がより仲良くなったようにみえました。

「好きな言葉」
ゲーテの「燃えているなら消せ。燃えてしまったならまた建てろ。」
という言葉が好きです。

「好きな漫画」
周りから嫌われているけれど、実は“良い人”という
アウトローに主人公が描かれているストーリーが好きです。
『ギャラリーフェイク』『ブラック・ジャック』などです。

「好きなアーティスト」
ジョアン・ジルベルト（ブラジルの歌手・ギタリスト）
グスタフ・クリムト（世紀末ウィーンを代表する帝政オーストリアの画家）
これらに限らず、音楽、美術、建築、各方面に好きなアーティストが多数います。

妻と、子どもが2人います。

趣味は、音楽鑑賞と車、時計などの“機械もの”です。

部活動は硬式テニス部に所属していました。
ほとんど遊びに行っていたようなものでした。
真面目に練習、というよりは、友だちとテニスで遊んでいたようなイメージです。

機械もので好きなものは、
歯車、エンジン、機械のスペック（仕様）などを見ることです。
車のエンジンの仕様、位置、形式など、語れます。
車が何故、そういう形式で造られているのか、歴史やストーリーを知るのが好きです。