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たくさん勉強しても不安がなくならない理由

From:海東和貴
丸の内のタリーズコーヒーより

私は、正直なところ、
歴代のアメリカ大統領の名前は
ほとんど知らない
(知らないというより、言われればわかるけど、
明示的に誰のあとが誰で、どういう順序で
と体系立てて記憶されていない)
わけですが、
例えば、あなたがこれを勉強していたとします。


ジョージ・ワシントンさんを初代として、
2018年2月1日現在、
第45代ドナルド・トランプさんまで、
45人の大統領がいるわけですが、
それを何とか、44人まで覚えたとしいます。

あと1名を覚えれば、完璧。
でも、考えてるけどどうしても出てこない。
パズルで言えば、あと1ピース。

あなたは、この最後の1ピースを
どうしても埋めたい。


これを「好奇心の隙間」と言います。

デアゴスティーニ社の商品をみてもわかると思いますが、
人にはコンプリート魂があります。

そして「コンプリートまであと少し!」
となればなるほど、
その隙間が気になって、それを埋めたくなります。

隙間が気になって、埋まらない状態に
「不安」すらも感じてしまうのです。


大統領。
あと1名を思い出せれば、パズルは完成。

そんなとき、私が資料をめくって、
「その1名は○○さんですよ」
と教えたとしましょう。

あなたの不安は解消され、
すっきりとした気持ちで、
夜を眠れるようになるでしょうか??


もしかしたら数日の間は
眠れるかもしれません。

でももし、歴代の大統領を覚えることが
何かしらの実用性を有している場合、
(資格試験に必要、営業活動に必要、など)
新たな不安が出てきます。


それは、大統領の出身地かもしれませんし、
大統領が所属した政党かもしれません。

「全員の名前を覚えたのは良いけれど、
もっと覚えないといけないことがある。」

と新しい「好奇心の隙間」を
生み出してしまうのです。


つまり、「好奇心の隙間」は
いつまででも発生する、ということ。

勉強しても勉強しても、
不安や物足りなさから解放されることは
ほとんどないのです。


今回の記事の主題。

それは当然ながら「勉強しても意味ないよ」
などということではなく、
「勉強したっていつまでも不安はつきまとう。
不安を気にせず、どんどん行動を起こして」
ということです。


不安になると、
ついついアウトプットを疎かにしてしまいがちです。

自分が不完全だと思っても、
まずは形にしてみる、アウトプットしてみる。

これを意識したときに、
どんな気持ちの変化があるか、
考えてみてほしいと思っています。


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