新製品・新事業を開発したい

ヒエラルキーを利用する

From:海東和貴
自宅近くのカフェより

大きな組織が舞台となったドラマ、
思い浮かべてみてください。

『半沢直樹』でも良いですし
『ドクターX』でも良いですし、
『空飛ぶ広報室』でも良いです。

大きな組織の中には、
厳然たるヒエラルキーが存在します。


ご存知だとは思いますが、念のため、
ヒエラルキーとは
ピラミッド形に上下に序列化された
位階制の秩序や組織のことを指します。


組織の中で、
人々はヒエラルキーの中に生き、
多くの人は、ヒエラルキーの上層を目指します。

そのヒエラルキーの中にいれば
その中での価値観やルールに
大きく影響を受けますが、
一歩、外に出ると、全く違う見え方がします。


例えば、あなたが
大手銀行のヒエラルキーにおける
「部長」と接点をもったとします。
名刺をもらい「部長」と書いてあるのをみて、
「頑張ってるんだなあ」「出世頭かな?」
と思うことは思うかもしれません。
一方、「自分がそのヒエラルキーに入りたい」と
思うかどうかって、別の話だと思うんです。

特定のヒエラルキーの中に
自らの身を置けば、
そのヒエラルキーの動向や
自分の立ち位置に興味を持ちますが、
自分が所属していない他のヒエラルキーには、
そんなに大きな関心を持たないと思うのです。


これは「立地」という切り口でも言えます。
恐らく、日本という国において、
地理的なヒエラルキーに関して考えると
「東京」は上層にあるはずです。

人々の中には、そこを目指して
生活様式を変え、住む場所を変える人もいます。

一方、例えばニュージーランドに住む人にとって、
日本国内の地理的ヒエラルキーには
あまり興味がないと思うんです。
ニュージーランドに住む人に
「東京に住んでる」と伝えたところで
「凄い!」とは恐らくならず、
「TOKYO?知ってる!」
くらいの反応にしかなりません。


今回、ヒエラルキーについて
2つの切り口で述べます。


1つは、自身が敢えて、
現状所属している(と思い込んでいる)
ヒエラルキーから離れてみる、
という視点。
これによって、世界を
新しい視点でみることのできる可能性があります。


そして、もう1つの切り口。
ヒエラルキーを利用できるなら、
利用するという視点。

かつて、堀江貴文さんが、
「IT業界はオンラインで仕事が繋がるから
地方でも経営できると言われるけど、
そんなことはない。
優秀なエンジニアは東京に集まるから
その人材を確保するためには
東京に事務所を構えないといけない。」
といった主旨の発言をされていました。

人々が思い描く立地的ヒエラルキーを利用して、
人材獲得をしている、ということです。


あなたは今、
どんなヒエラルキーに
身を置いていますか?

そこから敢えて離れるとしたら
どんな世界と繋がれそうですか?

また、ヒエラルキーを利用し
自らのビジネスを優位に運ぶとしたら
どんなアイディアがありますか??


自分の視点をドローンのように
空に持っていき、
世界を俯瞰する視点を持つ材料として
今日の記事を書きました。


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経営参謀(顧問参謀)として、これまでに700の中小企業・法律事務所・税理士事務所・社会保険労務士事務所・司法書士事務所・学校法人などの経営を支援してきた、
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