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天才の育て方

From:海東和貴
自宅の書斎より

「指導」という言葉を辞書で引くと、
⇒ ある意図された方向に教え導くこと。
と出ます。

この観点からみると
学校の教師も、
塾の講師も、
アルバイト先の先輩も、
部活動のコーチも、
そして、経営者であるあなたも、
「指導者」ということになります。

学問でも、技能でも、ビジネスでも、
ある意図された方角に、人を導く立場にあるからです。


今回の記事は「天才の育て方」と銘打っている通り、
子どもを、ある分野における天才に導くために、
最初の「土台」となる部分が主軸です。
そしてこれは「指導者の条件」という点からみても、
経営者であるあなたの組織マネジメントに
充分に活用できる内容と思っています。


では、本題に入ります。

それがスポーツであっても、
楽器の演奏であっても、
学問で合っても、
ある分野で“天才”と言われている人の歴史を紐解くと、
多くの人に共通していることがあると言われています。


それは、最初にそれを習った先生が 
「楽しくやることを教えてくれた先生であった」
ということです。

どうやればしっかり技術を身につけられるか、
ではなく、
どうすれば楽しくやれるか。

これを教えられる先生に出会った人が、
その後、その分野で活躍している
という研究結果があります。


ある分野に精通し、人を凌駕する実力を持つために、
仮に10,000時間の取り組みが必要とします。
その10,000時間の使い方を教えるのは指導者の役割です。

一方、当然ながらその10,000時間の道のりを“実際に歩む”のは
本人です。自分で、自分の道を歩くしかありません。


ここで、指導者が「相手の上達を思って」という思考に加えて
「自分の都合(指導者としての実績、プライド)」で
相手を動かそうとしてしまったとしましょう。

こうなってくると、それは
その相手を「人」として見ているのではなく、
「モノ(道具)」としてみている状態になります。

指導者は、相手をある方向に導くために教え導きはしますが、
実際にその方向に歩みを進めるのは、相手でしかないからです。
相手を「モノ」としてみてしまうと、
この前提条件が狂ってしまいます。
(モノは、あなたが操作しないと動かないはずだから)

だったら、まずは相手を「人」としてみる。
そして、相手が歩む10,000時間の道のりを
少しでもスピード感を持って進んでもらうために、
まずは“楽しさ”を教えるということ、
これはとても重要な要素を感じます。


そして、ビジネスで指導者が行うと良いのは、
“楽しさ”を伝えることと一緒に、
その仕事の“意義”や、
ビジネスを通じて実現したい“志”や“想い”だと思っています。
それらをしっかりと伝えて、相手を感化すること。


指導者が、相手を「人」としてみて、
それに楽しみながら取り組む方法を伝え、
あなたの志や想い、そこから生まれる意義を
逃げずにしっかりと伝えることで、
あなたは、多くのデキる“後進”に
囲まれることとなるはずです。


自分のスタッフに、
その仕事の“楽しさ”を改めて伝えるとしたら、
どんなメッセージが思い浮かびますか?

あなたの志と、仕事の意義を
改めて伝えるとしたら、
どんな言葉が出てきますか?

紙に書き出してみてください。


今日もお読みいただき、ありがとうございます。
 


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経営参謀(顧問参謀)として、これまでに700の中小企業・法律事務所・税理士事務所・社会保険労務士事務所・司法書士事務所・学校法人などの経営を支援してきた、
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