嫌なことを“○る”
From:海東和貴
自宅の書斎より
子どもの頃、こんなことを習いましたか??
「自分がされて嫌なことは、人にするな。」
叩かれたり、悪口を言われたり、いたずらされたり、
自分が人からされて「嫌だなあ」ということは、
自分も人にはしないように、という戒めです。
実際は、これは正しい価値観のひとつでしょう。
言うまでもなく。
一方、ビジネスにおいて考えるとき、
少し違った視点も必要です。
「自分が嫌なことは、人は嫌ではないかも」
という視点です。
例えば、私。
事務作業が嫌いです。
反復作業も苦手です。
スケジュール調整(候補日を出して参加者全員の合意形成を取る)
ということも好きではありません。面倒くさい。
一方、これらの仕事が好きで得意という人もいます。
自分が嫌いだからと言って人も嫌いとは限らない、という話です。
自分が苦手で嫌いと思っていることは、
人も苦手で嫌いと思っていると、
なかなか作業を振ることができません。
作業を振れない、ということは
自分の仕事が手離れしないということです。
手離れしないと、いつまでも同じステージに留まる
ということになってしまうかもしれません。
自分が嫌いな作業を、敢えて人に振ってみる
ということを試してみてはいかがでしょう?
そこから、新しい成長が引き起こるかもしれません。