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酒をやめた理由

From:海東和貴
井の頭公園横のスタバより

およそ2週間前。
私は山道を歩いていました。

1ヶ月のうちの35日が雨と言われているその土地も、
私たちにかかれば「3日連続の晴れ」という状況。

上着を着れば少し暑く、脱げば少し肌寒い。

ピークシーズンではないせいか、
人はそんなに多くありません。

緑深い、自然の豊かな島。屋久島。
縄文杉をみにいくために、
往復10時間の道のりを歩いていました。

私たちのグループは13名。

山歩きの鉄則で「グループ全員が全行程を制覇する」
というゴール設定の場合、
最も体力のない人を先頭にすることが王道のようです。

確かに、片道5時間の行程のうち、
前半部分は「足の速い人」を先頭に持ってきていたのですが、
グループ全体が完全に2つに分かれてしまいました。
途中で合流するために先頭組(足の速い組)が待たなければ、
後半組(体力のない組)は目的地まで到達できなかったはずです。

後半からは「体力の遅い組」を先頭グループに持ってきたため、
グループ全体で統制が取れ、
全員で目的地に辿り着くことができました。

これは「制約理論」と言われる内容に基づきます。
細かな理論の説明は避けます。ざっくり。

ワインボトルって、瓶のサイズがどれほど大きくても
「ボトルの一番細い部分」に比例した量しか、
ワインは注がれません。

ボトルの首。ボトルネック。

何かの成果を得たいときに、
その最大限度を決定する制約ポイントのこと。
これを、ボトルネックと言います。

ボトルネックを先頭にすることで、
全体の最適化を図ることができる、
という考え方で、このときも
「体力のない人」を先頭に配置することで、
グループ全体の最適化を図ったわけです。

これね。
「全体」という考え方だったらいいんです。
でもね、「個人」として考えると、
それぞれのポジションにやはり辛い部分がある。

例えば、先頭の体力のない人は、
「疲れるから止まる」ということをするわけですが、
後方にいる私は、まだ疲れていません。
しかしながら前方が止まれば、私も止まらなくてはならない。
つまり、先頭は「疲れたから止まる」ですが、
後方からすると「止まるから疲れる(リズムが崩れて)」
というわけです。

この13名の一連のシーケンスを、
「 1日の自分」と例えたときに、
ふっと思うことがあったんです。

お酒です。

飲み止めると眠くなりますが、
飲んでいる限りは、ある程度は飲み続けることができる私。
深酒をすることも多くありました。

そうすると、生産的な時間を過ごす上で肝となる
「朝の時間」のパフォーマンスが落ちるんですね。
そこが落ちると(パフォーマンスが落ちたという)ダメージが
夕方まで残ります。

完全に、ボトルネック。

先頭(朝)のボトルネックが狭いので、
後方(夕方)にまでその影響が出る、と考えたのです。

だから、お酒をやめることにしました。
ボトルネックを広げるために。

ま、説明が面倒くさいので、
人には「人生どれくらい生きるかわかんないけど
1年間くらいは酒をやめてもいいかな。気まぐれな酒断ちです。」
と伝えていますが。

あなたにとって、
ボトルネックは何でしょう。

それを今日、改善するとしたら、
何をしましょうか??

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経営参謀(顧問参謀)として、これまでに700の中小企業・法律事務所・税理士事務所・社会保険労務士事務所・司法書士事務所・学校法人などの経営を支援してきた、
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