PTA会長としてのスピーチ

丸い大きなもの - 行政との新年会 PTA連合会長 主催者挨拶

2017年1月26日
行政や関係団体との新年会にて

2017年度も、残すところあと48週間となりました。

それでも本日は新年会ですから、
これを言わなくてはなりません。

皆さま、あけましておめでとうございます!

本年も、よろしくお願い申し上げます。

小学校PTA連合会、本年度の大きな事業も残すところ
「◯◯◯」のみとなり、着々と次年度体制に向けて動いています。
ここに至るまでの道は、本日ご参加の関係各位のお力添えによる賜物です。

心より御礼を申し上げます。ありがとうございます。

本年度の小P連の舵取りにあたって、意識していたことが2つあります。
ひとつは、対立軸をつくらないこと。
これは、教育長を囲む会でのも述べましたが、
人それぞれ物事を見ている立ち位置が違うからこそ、
対立してしまう前に、まずはそれぞれがどんなポジションからモノをみているのか理
解する時間を取ろう、という価値観を実践してきました。

そして、もう1つ。
それは、小P連を丸い大きな器をつくる気持ちで舵取りしよう、ということです。
小P連という組織は、結合の緩い組織です。
関係する人それぞれに自分の学校や仕事があり、
会うのは多くても月に1回程度。
このような団体で何よりも怖いのは、
会員が「自分が何のためにここに関わっているのか」と感じてしまうことです。
子どもたちを真ん中に置いた活動をするために社会的価値のある団体なのに、
そこに主体性がなくなり、
社会的に力を失ってしまうことが何よりも怖いことだと思っています。

本年度。各事業の担当セクションから上がった声、アイディアは、
会長会という当連合会の意思決定機関で丁寧に扱って、
実現に向けて会員全員でコミュニケーションを取れるように舵取りしてきました。

その結果、過去からのやり方と変わった場面も、少なからずありました。
何かあれば自分が全ての責任を受け持つという意識は常に持ちつつ、
それ以上に大切にしてきた考えがあります。

それは、過去からのやり方を変えることは
「過去への否定」ではないということです。

そのときどきに、そのときどきのベストな選択がなされている。
やり方を変えるのは、たまたま今このときのベストが他にあったから、
ということです。
過去を否定するのではなく、過去を尊重した上での
新しい選択肢を発掘する、ということです。

関係各位には不安、不振、不満などもあるかもしれません。
ただ、もし今年の運営に改善点がある場合には、
来年度の組織が、また来年度におけるベストな選択をしてくれると信じています。

次回の総会にて、連合会長、副会長、各役員、総入れ替えになる予定です。
また、新しい風が吹きます。
変わらず、当連合会の活動にご期待をいただけましたら幸いです。

結びに。本日ご参加の関係各位と、子どもたちの更なる発展、
飛躍を祈念いたしまして、私からの挨拶といたします。

本年も、よろしくお願い申し上げます。

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この投稿の趣旨

10,000時間の法則、というものがあります。

ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、10,000時間以上の練習・努力・学習が必要というものです。世の中には、この法則について「十分条件」と「必要条件」がごっちゃになって語られている場面もあります。ただ、まぁ、堅いことを抜きにすれば、10,000時間もの時間を投資して何かをやってきたことは、自分自身の「自信」にしても良いもの、と思います。

私は「子育て」に関しては、優に10,000時間を超える試行錯誤をしていますが、その中の2,000時間ほどは、PTA会長として過ごした時間が含まれます。子どもたちの通う小学校で3年間、(東京23区の、とある)区全体の連合会長として1年間、活動をさせてもらいました。

歴史が長く、あまりにシステマティックに組織運営がされていたため、運営そのものはママさんたちにお任せして、私は私ができることをしよう。そう思って就任半年後、2学期から、少しずつメッセージを発するようになりました。

そのスピーチ録を、フリー素材として公開しようと思います(著作権は放棄していません)。そもそもは、親や先生に私の考え方や価値観をリーチさせ、そこから「かっこいい背中の大人」を更に増やすことができれば、私がビジネスを通じて実現したいこととも通じるな、と思って始めたことです。かっこいい背中の大人が増えれば、子どもたちは、未来や自分自身に対して、更に強い希望を持つことができます。そういう子どもが増えれば、世界はもっと、魅力的なものになります。

世の、仕事がありながらもPTA活動等、子どもたちの過ごす環境の改善に努めてくださっている方のお役に立てれば、と思います。役割上、スピーチや、意見表明、書面への寄稿をするシーンも多々あるかと思います。時に、それらを創作する時間がないときには、文章をこのまま使っていただいても構いません。その際、特にクレジット表記等も要りません。笑

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