なぜマーケティングの勉強をしても、売上が伸びないのか？

ある程度、会社の仕事が軌道に乗ったとき。
何か「新しいこと」の勉強を始める経営者は多いはずです。

それまで、職人のように仕事の精度を上げてきた社長。
会社が巧く回り始めたとき、足りない部分を補うべく
新しいインプット作業を行うのは当然のことです。

そのとき、
「マーケティング」の仕組みを勉強する場合もあるかと思います。
数冊の本を読み、方法論を知り、試してみる。

でも、多くの場合、巧くいきません。
なぜでしょうか。

話を少し変えます。
私のコンサルティング・セッションでは、
まずその会社の「ステージ」を見極めることから始まります。

会社には、7つのステージがあります。
自分の会社がそのうちのどこに属するのか、
社長と一緒に考え、見極めます。

そして、それに合ったマーケティングプランを練り、
アクションプランを策定します。

話を戻しましょう。
マーケティングを勉強しても、うまく活かせない理由。

それは、自分の会社のステージと合ってないことを
実践しようとするからです。

本屋に平積みにされている本。
どれも、魅力的なタイトルです。
つい、耳障りの良いタイトルの本を買ってしまいます。
そして中から自社に当てはめられる部分を見つけ、導入を試みる。

でも、その前に自社のステージを見極める作業を
忘れてしまっているんです。
忘れているというより、そういうステップが必要である
ということを知らない場合が多い。

実は、マーケティングの勉強自体は、
とても簡単です。
そして、最大化できなくとも、ある程度の水準で
成果を実感できるための勉強法も、実は簡単なのです。

明日、それについて書きます。