テレビドラマで「かっこいい人」の共通点とは？

テレビを滅多にみない私。
それでも、名作だったり「！」とアンテナに引っかかったものは、
後日、DVDを買ったり借りたりして、観ることもあります。

ちょっと古いですが、我が家には木村拓哉さん主演の
『HERO』のDVDがあります。

型破りで、正義感の強い検事と、
生真面目だけれども、どこかとぼけたところのある検察事務官、
そして、個性溢れる同僚検事たちが巻き起こすドラマです。

この主人公、格好いいんですよ。
や、見た目ももちろんなんですが、行動が、です。
そして「いつもかっこいい」わけではなくて、
要所要所で「ぐっ」とくる言動をとるわけです。

どうしてそういったことができるのか。
紐解くと、シンプルな考え方が浮き上がってきます。

話を少し変えます。

例えば、あなたが友人から
「勉強しようぜ」
と言われたとします。

どんな想いが沸き起こりますか？

・そんなに勉強してないようにみえるのか
・上から目線で何か言ってきたけど本当は何が言いたいんだ
・「馬鹿」と言われた？

こんな思考が生まれてきそうです。

では、これを英語で言われたとしましょう。

「Let’s study!」

どうですか？
同じ思考、生まれてきますか？

恐らく言葉の「まま」に捉えることができたのでは、
と思います。
「ああ、誘ってくれたのか。図書館でも行こうか。」
といった具合に。

つまり、日本語のコミュニケーションは、
かなり複雑化している、ということです。
「空気を読む」「行間を読む」という文化が
強く根付きすぎたために、相手の言葉に対して、
必要以上に「意味づけ」をしてしまう、ということ。

ここで、冒頭の話に戻ります。
テレビドラマで「かっこいい人」の共通点。

それは、目の前で起こったこと、相手の言葉に、
必要以上に意味づけをせず、
シンプルに解釈している、という点です

これ、なかなかできないです。

部下、取引先、外注先やパートナーと、
毎日のように行っているコミュニケーション。
自分が勝手に「意味づけ」していること、
ないですか？？

シンプルのに解釈したら、
もっと楽しく、建設的なコミュニケーションが
できるかもしれません。

あ、因みに「共通点」と書きましたが、
「一般的にかっこいい」人の共通点ではなく、
私が「個人的にかっこいい」と思う人の共通点のひとつです。