生産性を上げたい

条件を引かせて、飲ませる方法

From:ペンシロー
文具店に行く途中にある喫茶店より

こんにちは、海東です。
じゃねーよ、ペンシローだよ。

後輩ペンギンが、オレに習字を習いたいと言ってきた。
自分で言うものなんだが、オレの習字の腕前はなかなかのもんだ。

そろそろ誰かに教える経験をしても良いかもしれない、
そう思っていたところだったので
オレは後輩ペンギンに教えてやることにした。

無理な条件は飲まない

ところがだ
教えてやると決めたとたん、その後輩ペンギンが
なんだかんだと注文を付けてくるようになった。

・教わるなら筆ペンの方が良い
・場所は自分のうちが良い
・教わるのは火曜が良い

習字を教える、という経験はしてみたいオレだが
後輩ペンギンの条件全てを聞いてやるつもりはない。

まずは交渉から降りようとする

そこで、海東が言っていた
「交渉のテーブルから降りる」という話を思い出した。

こちらから交渉のテーブルを降りようとすれば
先方はそれを引き留めてくる可能性がある、というやつだ。

今こそ、それを実践するときだと思ったオレは
後輩ペンギンにはっきりと言ってやった。

「わかった。習字を教えるという話はなかったことにしてくれ」

そう言った途端、後輩ペンギンは急に慌てて
「いやいや待ってくださいペンシローさん」
なんて言い始める。

テーブルを降りて条件を飲ませる

オレはそれでも構わずに帰ろうとしたら
「すみません、最初の条件でいいです!
場所も曜日もペンシローさんに合わせます!」
と、頭を下げてきた。

結局、はじめにオレが思っていた通りの条件で
教えてやることになった。

話がこじれそうになったら、
まずは交渉のテーブルから降りてみる。
これはとてもいい手法だったな。

オレは教えることができるわけだし
後輩ペンギンだってその機会を失わずに済んだ。
結果としては両方ハッピーだったとオレは思っている。


<(・ 彡 )з三 ペンシロー

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