生産性を上げたい

時間泥棒は、どこにいる?

社長は、自身の時間単価を考え続ける必要があります。

私のコンサルティングでは、
1時間あたり、その人自身が
いくらの「粗利」を稼ぐ必要があるのか、
明確にするワークがあります。

それは、さておき。

日々、過ごしていると、
多くの「時間泥棒」が存在することに気がつきます。

営業的なコミュニケーション、
業界の非生産的な集まり、
混雑、
次のタスクを忘れた瞬間の空白の時間、
そして、電話。

今日は、電話に関して書きます。

伊坂幸太郎さんの小説『死神の浮力』に、
こんな表現があります。

人は、マイクを向けられて質問をされると
「答えなくては」という義務感に駆られる。
本当は、そんな義務などないのに。
そもそも、答えを強要する「権利」すら、
誰が持っているのだろう、と。

実際、どうでしょう?

あなたの前に、テレビカメラが現れたとします。
マイクを向けられ、記者から高圧的な質問を受けたとします。
あなたは、質問されたことに頭を回転させ、
しどろもどろになりながら、答えを発する。

これも、選択肢のひとつではあります。

ただ、きっと答える義務などないのだから、
「冷静に、ただ、何も言葉を発さない。」
という選択肢もあるはずです。

では、あなたのもとにかかってくる「電話」は、
いかがでしょうか??

全てに出る義務があるのでしょうか。

営業畑の、とある経営者。
彼のもとには、毎日、多くの電話がかかってきます。
あるとき、
・18時まで、全ての電話を無視してください。
・着信履歴をみて、18時以降に、一件ずつかけ直してください。
というを課題を提示されました。

すると、何が起こったか。

彼が今まで、電話を受けて対応していたことの90%以上が、
電話をかけてきた人自身の手によって
解消されるようになったのです。

彼はその分、
新たな生産的な活動に専念できるようになりました。

そして、それを続けるうちに、
「あの人は、電話に出られないくらい毎日、忙しいようだ。
きちんと要点をまとめて、メールで連絡するようにしよう。」
という価値観が、他の人間に刷り込まれました。

彼は、時間泥棒のひとりから、
自分の時間を永続的に守り続けることに成功したのです。

時間は有限です。

時は金なり、と言います。
ただ、お金は稼ぐことができますが、
時間は「節約」することしかできません。
新たに創出することはできません。

時間は、お金よりも、価値のあるものです。

あなたは今日、どんな時間泥棒に
自らの時間を奪われましたか??

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