事業基盤を強化・再編したい

“やる気”の出し方

From:海東和貴
新宿南口のカフェより

「やる気」の話をします。
昨今、情報が多すぎて多すぎて
「人の判断基準」の風潮が変わってきている気がします。
・こういう意見があるから
・こういう事例があるから
・こういうデータがあるから
・こういう流行があるから
・こういう論評があるから
こういった情報に容易にアクセスできるようになり、
「判断するための材料」が
あまりに多くなっていると感じます。

でも、原点に立ち返ると、
人の判断基準の源流は
「自らの言葉」である方が自然です。
人がどう言ったから、
こんな情報があるから、
こういった過去があるから、などではなく、
「やる」と言った自分の言葉自体が
行動の原点であり、
行動の理由になった方が良いんです。

なぜか。行動の原点にはふたつあります。
・外部からの理由や根拠を原点にする
・自分の言葉を原点にする

このふたつ。
いざ行動に移したとき、
どちらか強く熱いモチベーションになり得るでしょうか。
モチベーションは、テンションと違います。
テンションは、水が瞬間的に沸点に達するようなものである一方、
モチベーションは、床暖房のようにゆっくりと熱くなり、
すぐには冷めません。
外部からの理由や根拠を原点にした行動の場合、
テンションの上がる場合はありますが、
長く息の長いモチベーションには繋がりにくいです。
だって、外部的な理由で始めた行動だから、
外部の状況が変われば、すぐにやる気の温度も変わってしまうから。

一方、自分の言葉を原点にした行動の場合、
行動する理由は「やる」と決めた
自分の言葉でしかありませんから、まさに床暖房です。
シンプルです。「やる」と、
ピッとスイッチを入れるだけですから。

モチベーションを高く一定に保つ方法。
それは「自分の言葉に責任を持つ」という姿勢です。
そして、その言葉から導かれる行動を因数分解し、
細かくし、「ひとつひとつの動作」を
瞬時にイメージできるまで細かくすること。

料理経験のない人が
「カレーをつくろう」と思い立っても、
あまりに目の前の霧が深すぎて、
行動に繋がりにくい。

一方、作業で因数分解し
材料を買う→材料を切る→ご飯を炊く
→材料を炒める→たまねぎの水分が充分に出るまで炒める
→ルーを入れる→盛りつける
と落とし込むことをすれば、
次の行動が明確にイメージできるために
どんどん行動をし続けることができます。

やる気スイッチを入れて、
それを入れっぱなしにする方法。

それは、まずは「カレーをつくる」と自分で決める。
「何が何でもつくる」と明確に決める。
そして、そのための方法を「因数分解する」ということ。


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